岐阜県多治見市にあった洋食器メーカー中山製陶所は、中山保夫が約40年にわたり独自に研究を重ねたオリジナル食器を作ってきた会社です。シェープ(形)から図案、転写、焼成までの工程を研究し、美濃焼にはない優れたボンチャイナに金転写や金絵付を施し、その高品質の食器は高く評価されて、今でも多くの人々に愛されています。
株式会社ナカヤマ販売は、現存するナカヤマの生地と商品を無駄にすることなく、価値を伝え続けていきたいと考えております。
中山保夫 中山製陶所 略歴
1922年 大正11年、岐阜県多治見市に生れる
1941年 多治見工業学校卒業、岩城ガラスに技師として勤める。その後、戦争のため徴兵。復員後、多治見の窯業原料の会社に勤める
1960年 創業(中山製陶所)
1963年 (株)香蘭社と提携
1965年 (株)香蘭社と合併 (株)蘭設立
1968年 (株)中山製陶所設立
1979年 名古屋通産局長賞受賞
1980年 ボンチャイナ生産発売
1985年 (株)ナカヤマ設立(販売) 岐阜県知事賞受賞
1987年 ステムウェアー開発発売 中小企業庁長官賞受賞
1988年 岐阜県知事賞受賞 89年も
1990年 宮内庁へコーヒー碗皿受注納入 日本産業デザイン振興会長賞受賞