ナカヤマとは
岐阜県多治見市にある株式会社ナカヤマは、中山保夫が約40年にわたり独自に研究を重ねたオリジナル食器を作ってきた会社です。シェープ(形)から図案、転写、焼成までの工程を研究し、美濃焼にはない優れたボンチャイナに金転写や金絵付を施し、その高品質の食器は高く評価されて、今でも多くの人々に愛されています。
中山保夫 略歴
1922年 大正11年、岐阜県多治見市に生れる
1941年 多治見工業学校卒業、岩城ガラスに技師として勤める。
1944年 戦争のため徴兵。復員後、多治見の窯業原料の会社に勤める
1960年 創業(中山製陶所)
1968年 (株)中山製陶所設立
1979年 名古屋通産局長賞受賞
1985年 (株)ナカヤマ設立 岐阜県知事賞受賞
1987年 ステムウェアー開発 中小企業庁長官賞受賞
1989年 2年連続 岐阜県知事賞受賞
1990年 宮内庁へコーヒー碗皿受注納入 日本産業デザイン振興会長賞受賞
Legacy
宮内庁は明治時代に国賓来客用で初めてコーヒーカップとソーサーを、フランスセーブルより輸入致しました。
その後、1990年(平成2年)に100年ぶりに宮内庁から御用賜りに指名を頂戴し国内で初めて納品された、弊社コーヒーカップ&ソーサー。
昨年行われました、天皇陛下即位パレードのテレビ中継後の15時30分頃に天皇陛下ゆかりの品として、この弊社のコーヒーカップ&ソーサーも紹介されました。
右写真 | 天皇・皇后両陛下 ご成婚60周年記念 宮中 季節のお料理 宮内庁監修 扶桑社 発行 |
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菊花御紋章入コーヒー碗皿は美濃で初めて宮内庁御用賜りに指名され、平成2年の天皇即位の礼後の大嘗祭の折に、迎賓用として宮内庁に納品されました。純度の高い金とプラチナで華燭した世界で唯一の製品で、今も迎賓の方々のおもてなしで使用されているようです。
強度もありながら厚みを抑え薄く仕上げたスタイリッシュなボディーに、高度な金転写技術が施された製品は、人々を一瞬で魅せられる高級感があり、気品漂う美しさを醸し出しています。熟練の職人たちが一つひとつ手間を惜しまず造り上げています。
ナカヤマが生み出した最高級のボンチャイナの生地に、継ぎ目のない繊細なフォルムの一体成形で、ナカヤマ独自の技法が成された磁器です。屏風絵は金を使い大変豪華な仕上がりになりました。その最高品質の食器は高く評価されて、今でも多くの人々に愛されています。
動画ギャラリー
ナカヤマ販売のテレビ放送やPR動画を紹介